腰椎ヘルニアとは
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の骨(腰椎)と骨の間のクッション(椎間板)に負担がかかり、クッションの中身が飛び出てしまっている状態をいいます。飛び出た中身(ヘルニア)が神経に触れることで、腰や足に激痛が走ったり、痺れなどの症状を引き起こすと言われています。
腰椎ヘルニアの原因と改善方法
当院では、ヘルニアがあるから痛みや痺れが出るとは考えていません。
筋肉は骨についており、筋肉が縮まって硬くなることで骨を引っ張り、骨格に歪みが生じます。骨格に歪みが生じると骨と骨の間のクッション(椎間板)が圧迫され、中身が飛び出ます(ヘルニア)。
しかし、ヘルニアがあっても痛みや痺れの症状が出ない人もいれば、ヘルニアがなくても痛みや痺れの症状が出ている人もいます。ということは、「ヘルニアが原因で痛みや痺れの症状が出ている」というのが正しいとは言えないことがわかります。
一般的に言われている原因
- 老化による椎間板の変形
- 長時間のデスクワーク
- 長時間の立ち仕事
- 高重量を扱う肉体労働
- 姿勢の悪さ
もちろん、ヘルニアになるということは筋肉が硬くなっているということなので、ヘルニアと痛みや痺れなどの症状に全く因果関係がないとは言えませんが、当院では痛みや痺れの根本的な原因は体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)循環不良と考えています。そう考える根拠となる事例は大きく分けて次の3つです。
- 手術をしても痛みや痺れがなくならず、当院へいらっしゃることが多いこと
- 当院で施術を受けた方々が痛みや痺れを感じなくなるだけでなく、趣味のスポーツなどもできるようになっていること
- ヘルニア(飛び出た中身)を取る行為はしていないこと
この3点を根拠に、当院では筋肉が硬くなることによる体液循環不良(血液・リンパ液・脳脊髄液)が腰椎椎間板ヘルニアの本当の原因と考えます。著しく硬くなっている筋肉やゆがみの強く出ている骨格を調整し、体液循環を良くすることが痛みや痺れの改善につながります。
当院の施術例
- ご利用者さま
- 46歳 男性(東京都在住)
- カウンセリング内容
- ヘルニアの手術後も強い痛みと痺れがとれませんでした。色々な治療院や気功なども試したが変化がなく、職場の方からのご紹介で当院にいらっしゃいました。当初は鎮痛剤を飲んでやっと足を引きずりながら歩ける状態でした。
- 施術内容
- 足・お尻・腰・首の筋肉、そして頭蓋骨を調整しました。週2回施術を行った結果、1ヶ月経つ頃には鎮痛剤なしで歩けるまでに改善しました。その後も肉体労働のため、疲れると痛みが出る状態でしたが、2ヶ月経つ頃には一日仕事をしても痛みを感じなくなり、休みの日も大好きな釣りを一日中楽しめるようになりました。