手の痺れとは
手の痺れは、感覚が鈍い、肩から指先にかけてビリビリと痺れる、普段からなんとなくジンジンするといった感覚の異常から、手に力が入りにくい、細かい作業が困難になるといった運動麻痺までを指します。
手の痺れの代表的な疾患は次のとおりです。
なお、手が突然痺れたり、特に体の半身だけに痺れが出た場合、脳血管障害(脳梗塞や脳出血など)の可能性もありますので注意が必要です。
手の痺れの代表的な疾患
頸椎症性神経根症、胸郭出口症候群、肘部菅症候群、手根管症候群 など
手の痺れの原因と改善方法
一般的に言われている原因
- 手の使いすぎ
- 骨折など怪我の影響
- 冷えによる血行不良
- 糖尿病や脳血管障害など内科的疾患
普段から手を酷使している方や骨折経験がある方でも、手に痺れが出ない方もいらっしゃるため、当院では手の使いすぎや骨折などによる怪我の影響というのは、根本的な原因ではないと考えています。
また、冷えによる血行不良とよく言われますがこれは逆で、「血行が悪いから冷える」が正解です。
ではなぜ血行が悪くなるのでしょうか?それは、筋肉が固い状態が続き、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)循環不良になることが原因です。当院では、この体液循環不良こそが手の痺れの根本的な原因と考えています。著しく硬くなっている筋肉や歪みの強く出ている骨格を調整し、体液循環を良くすることが手の痺れの改善につながります。
当院の施術例
- ご利用者さま
- 45歳 男性(鎌倉市在住)
- カウンセリング内容
- 手に痺れを感じていたものの、生活に支障が出ていなかったため気にしていませんでしたが、ペンを持つことができない状態になったところで病院を受診。手根管症候群と診断され手術を受けられました。2年ほどは異常ありませんでしたが、再度力が入らなくなったことをきっかけに当院へいらっしゃいました。
- 施術内容
- 足首・股関節・お尻周りの筋肉を調整し最後に肋骨・首の調整を行いました。3回の施術で字が書けるようになり、12回目の施術で1日仕事をしても違和感が出なくなりました。