むちうちとは
むちうちは、交通事故などで強い衝撃が加わったときに、首が前後に鞭を打ったようにしなることで引き起こされる症状の総称です。
本人が事故にあったことを忘れていたり、首に強い衝撃を受けたことを覚えていない場合、病院での診断が難しくなり発見の遅れにつながります。また、むちうちは腰痛と同じく対症療法とされることがほとんどですが、例えばコルセットを首に巻いた場合、首の周りの筋肉が落ちてしまい、改善まで余計に時間がかかってしまう可能性も否定できません。
むちうちの原因
むちうちは事故によって引き起こされるものがほとんどですが、その他の状況として考えられるのは、激しいスポーツや格闘技をしているときです。
むちうちの原因を一口で言うことは難しく、首に衝撃が加わったときに放出されるカルシウムによるもの(筋肉を強制的に収縮させ身を守る防御反応のようなもの)や、単純に強い衝撃による靭帯や神経の損傷など、多岐に渡ります。
むちうちになる人・ならない人
むちうちの原因で一番多い、かまほり事故(後ろから衝突される事故)を例にあげると、むちうちになる・ならない、軽傷・重症を左右するのは、首の骨(頸椎)へのダメージの大きさです。このダメージの大きさ(負担値)は、衝突速度、骨格、筋肉量、リラックス度などで変わってきます。
また、むちうちは自律神経にも影響するため、うつ病など原因の特定が困難な症状が出る可能性もあるとても怖い症状です。
むちうちを改善するには
むちうちを改善するには施術+α、ご本人の生活習慣改善の徹底や、食事・セルフケアなど地道な努力が必要ですが、改善する可能性は大いにあります。当院にも月に数名むちうちでお悩みの方がいらっしゃいますが、「こことここを施術すると良くなるのか!」という解釈はとても危険です。施術例をあげると誤解を招く可能性があるため、むちうちに関しては施術例の記載は控えさせて頂きます。
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